kokonani

うちの会社はいろいろと悪しき習慣っぽいものがあるわけだが
そのとりわけ悪いと思われるものの一つに研修論文というものがある。

まぁ普通に論文書いて普通に論文出して発表するだけならいいんですよ。
だが、この論文は自分だけでやるのかと思いきや
ぶっちゃけ課内(もしくはユニット内)全員で着手する。

そして発表練習もたくさん行う。
どのくらい練習するのかというと、
課内で数回 → セッティングして部長の前 → ようやく本番

もう部長の前で発表しちゃったなら本番とかどうでもよくね?
本部長一人に見せるためだけに発表練習してるのではないかと
思わざるを得ない。

外部の人間に発表するならいざ知らず
なぜ社内に向けて発表するものにこんなに力を入れなければならないのかなぁ。

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本番で不思議なのがアドバイザーの存在だ。
だいたい3分くらいコメントをくれる人が前もって決まっていて
そのアドバイザーには発表前に事前に内容を話しておくというお膳立てっぷりだ。
そして肝心のコメントだが、発表態度とか仕方とかを褒めるだけである。
内容にはたいして触れず、一体何をアドバイスしたのかよくわからない。

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なんでこんなに愚痴愚痴言ってるかというと
どーでもいい発表練習に遅くまで付き合わされたからである。
昨日も付き合わされた。
そして一番むかつくのは、昨日指摘されたことが今日の発表で
全然反映されていなかったことだ。

この時点で今日はしょっぱなから激萎え。
部長らが延々とあーでもないこーでもないと発表にたいして
議論しているのを横目で眺めていた。

後どの発表を見てても思うんだが、なんでパワポそのまま読んでんだよ。

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と、まぁ愚痴ばっかりなわけだが素晴らしい発表もあった。
概要は

full dumpだと顧客情報も入ってきて障害対応に支障が出るよね。
だから部分的なdump機能開発したんだけど
それだとミドルの動作情報がとれないから、
その動作情報もdumpできるように追加したよ!

っていう話。まぁこの内容自体も結構面白かったんだが
起承転結がしっかりしてて、何より発表慣れしてたのが素晴らしかったね。
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