例のクソ論文について少し思い直した。
はっきり言って今でも注力する必要はまったくないと考えている。
そこまで力を入れる必要はないだろう。
そう。やる意味はない。
だが書く意味はある。
書けば書くほどわかるのよ。
論理的に話がつながってるのか。検討してこの手法を選んだのか。
話に飛躍がないのか。etc...
気づくためにはレビューをたくさんしてもらう必要がある。
自分だけで書いてるとまったく意味がない。
絶対自分で気づかないうちに話の飛躍が行われている箇所があるからね。
卒論でも修論でもちゃんとやらなかったところだなぁ。
これをやらないと、ただの作業報告書みたいになって
まったく面白みのない論文になってしまうのである。
つまり、この理不尽だと思われる弊社イベントは
1ヶ月くらい適当にネタを準備して、1ヶ月くらい書くのに注力すると
飽きずに適度な達成感を得ることができると思われる。
でも、何もやらなくても実際ネタはどーとでもなると思うね。
なぜなら俺は個として発表するのではなく課として発表するのだから。
まぁ自分が主役でやった仕事という位置づけではあるけど。
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少し卒論修論について反省しておくか。
研究なり論文なりってのは下のサイクルで2、3回まわす必要があるはずだ。
課題認識をする
→原因を追求する
→解決策を検討する
→解決策を実装する
→評価をする
→考察をする
→次の課題を見出す
全て基本的なことである。
結局はPDCAでまわすのだ。
だが、明らかに「解決策の検討」の部分が適当になる場合が多いと思う。
ろくに検討もしないでいきなり「これを提案したのでやってみました」みたいな感じにね。
原因の追究に関しても本当に原因がそれだけなの?漏れはないの?とか
いろいろあると思うんだが、MECEを常に気にしなければならない。
全てを網羅した上で、金額でも時間でもいいからコストを考慮した上で
今自分が出来ると思ったものを選ぶことが大切なのである。
解決策の検討・提案ってのは、選ぶところから全ては始まるのだ。
思いついたものだけやるってのはいかん。
一番大切なのは課題認識から解決策の検討までであり
実装や評価なんてのは、やれば後から自動的についてくるのである。
結果が出ないなら、もう一回このサイクルをまわせばいい。
2、3回まわせば、どんなにしょぼいところからスタートしても
それなりの結果が出るはずだ。
(そういや関連研究の調査とかもあるな)
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