最近読んだ本の中から話題になってた奴とか割と面白かった奴とか。
南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)
野尻 抱介
話題になってたから読んでみたが…山なし谷なしご都合主義のサクセスストーリー*4。
基本的にすげープロジェクトやろーぜ!→ニコニコで人が勝手に集まって成功の流れが続くだけ。
短編*4だから読みやすいっちゃ読みやすいんだが、ニコニコと初音ミクが好きな人じゃないと
読むの少しつらいんじゃないかなぁと思う。それにしても現実に近いけど絶対に実現不可能そうなSFって
こんなにうさん臭く見えるんだなぁ。
勝ち続ける意志力: 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)
梅原 大吾
格ゲー好きなんで読んだ。意志力うんぬんの話より、ウメハラの身の上話のほうが面白いと思う。
格ゲーだけの生活に悩んでるところとか、途中格ゲーやめてる間の葛藤がすげー普通の人すぎて共感できる。
「格闘ゲームの戦術の変化に関しては、小さいものだと一週間くらい、大きなものだと3ヶ月くらいで完成できる。」
これを見た瞬間、ただ漫然と感覚で格ゲーをやっている俺は一生うまくなれない気がした。
ベイビー、グッドモーニング (角川スニーカー文庫)
河野 裕
人はこんなに綺麗な物語がかけるもんなんだなぁと思った。この人の作品はサクラダリセットが
最近完結して良かったなぁと思ったばっかりなんだけどさ、この短編はもっと良かった。オススメ。
ちなみにサクラダリセットは関係ない。
結局、辻村深月作品全然読んでねーな。
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