facebookやtwitterを見た人は知っていると思うが日本に帰ってきた。
Austinにはちょうど5年くらいいた。長かったような短かったような。
あー、もっといたかったなー。
■5年を振り返って
飲んでばっかりいるという予想とは反した(?)生活だったが
結果的にこの5年間は俺にとってかなりプラスだったのだろう。
- 英語がそこそこ喋れるようになった。
TOEICとか向けに日本で勉強した記憶があるが、今思えば全くの無駄だったのではないだろうか。
勉強しても英語が上達しないのは何故かというと喋らないからだ。
会話しなければ何が間違っていて何が正しいのかを判断できない。
本当に上達させたいと思うなら常に誰かと会話できる機会を作らなければならない。
それが日本だと難しい。
主観だが金を払って英会話に行くのはオススメしない。
例えば、Austinから日本に引っ越してきたKennethという知り合いがいる。
彼はしばらく英語教師をやっていたが、スクールに通っている生徒の中で
英語が本当にしゃべれるようになるのは1〜2%程度だろうと言っていた。
パチンコで勝ち組になるより確率が低い。
- サードのおかげで世界中に知り合いが増えた。
海外で知り合いを増やしたければ、何らかのコミュニティに属するのが良いだろう。
例えばプログラミングとかゲームとかスポーツとか。対戦ゲームはわかりやすい。
相手がいないとできないから自然と知り合いが増える。大会に行くとさらに知り合いが増える。
ちょっと格ゲーはニッチすぎる趣味かもしれんが、俺の場合はそれが良かったのかもしれん。
- 格ゲーうまくなった。
考え方(?)みたいなものが格ゲーベースになった気がする。
格ゲーだけでなく対戦ゲーム全般に言えることだと思うが、とにかく勉強することが多い。
コンボとか基本戦術とかはすぐ身につくと思うが、キャラ対や場面ごとの動きを研究しだすと
組合せが無限にある。でも研究しないと上のレベルで勝てないのでやる。これがやりこみである。
でもこれって「〜の場合には〜する」っていう対応をひたすら勉強しつづけるだけの話なので
基本的にゲームに限った話ではない。仕事でも日常生活でも似たような話は多々ある。
まぁ、好き嫌いはあると思うが。
■アメリカに住むということについて
ビザがある前提だが、割と簡単に生きていける国だと思う。
住所はビザとID(パスポート)さえあれば手に入るし、銀行口座もSSNも住所があれば手に入る。
ただ、日本に比べると短所はそれなりにある。
- 外食が高い
$10くらいが相場だと思う。$5で食える外食とかあんま無い。
- コンビニの質が低い
ガソリンスタンドについている。しかし飯を買おうと思ったら、
インスタントとかホットドッグくらいしか選択肢がない。
また、水をペットボトルで買うだけで$2とかする。全体的に高い。
- 学費が高い
公立(public school)に行くなら高校までタダだが、大学がやばい。
例えば、UT(テキサス大学)は年間$20000以上する。私大になると年間$35000とか。
軽く日本の倍はすると思ったほうが良い。
■Austinに住むということについて
アメリカの中でもかなりオススメの都市だと思う。
少なくとも、ニューヨークに比べると俺は全然好きだ。
たとえ知り合いでなくても、会う人会う人の反応が非常にあたたかく感じる。
東京とは真逆である。気づいたらバーで全然知らない人と飲んでるとかありうる。
成長率(?)はアメリカの中でもトップで、どんどん土地価が上がっている。
ただ人口は100万程度なので、有名な都市に比べるとまだ郊外っぽい感じはいなめない。
が、むしろそこが良い気がする。
どこに住んでいても高速がすぐそばにあるので便利だと思う。
車は絶対必要だが、車さえあればAustin内のどこでも20分程度でいけるだろう。
ダラス、ヒューストンあたりはあまり住みたいとは思わなかったな。
交通量がやばすぎる。(Austinも通勤時間はそれなりにやばいが)
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